苦手な楽譜、何とか克服したいと思っています。トレーニングも兼ねて(そしてもちろん、リハスタで効率的な練習ができるよう)、バンドで演奏する曲の譜面はできるだけ自筆で用意します。コード譜にリズムがついてるような簡単なものですけどね。最近はスキャンしてPDFをメンバーに配布したり。便利になったものです。
そんなことするようになってから何年も経ちます。ずっと普通のボールペンでを使っていましたが、やっぱりジャズやフュージョン系のバンドスコアで目にする手書きの譜面、かっこいい。美しい。憧れます。そんな譜面渡されたら俺だっていい演奏しちゃうよね(ってロクに読めねぇっつの!)。
最近PCでも
こんなフォントがあって、手書き風の譜面が作成できるらしいのですが、手書き風より手書きでしょ、やっぱ。修行中だし。
友達に聞いたりググってみたり…どうも世の中には「写譜ペン」なるものがあるらしいことが分かりました。けれど「写譜ペン」をキーワードに検索し直してもたいした情報がヒットせず、いったいどのメーカーがどんな写譜ペンを発売しているのかも分からずじまい(今思えば、検索の仕方が悪かった)。また、写譜ペンとしてカリグラフィーペンもよく使われるらしいことも判明。
そして購入したのがこれ。
写真上、1ヶ月ほど前に銀座のヤマハで売っていたサインペンタイプのもの。サンフォード(SANFORD)というメーカーの1.5mmカリグラフィックペン。安かった(100円ぐらい)。けどちょっと太かった。逆にこれで上手に書ける人はほんとに上手なんでしょうね。
写真下、赤いのは土曜日に購入したシェーファー(SHAEFFER)のカリグラフィックペン。高級万年筆ブランドにあってなぜか格安の1,500円、もちろん万年筆タイプ。ネット通販だと太さ違いの3本セットが売られているけれど、必要なのは最も細い「F」のみ。もったいないので単品で買えないかと探していたら、新宿の世界堂にありました。
ついでに写譜ペンについて世界堂の万年筆売り場で訊ねたら、実物がカウンターに鎮座しておりました。さすが世界堂。
●カスタム74(パイロット)
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/custom74/index.html
●プロフィットスタンダード万年筆(セーラー万年筆)
http://www.sailor.co.jp/BUNGU/profit_standard/index.html
単に軸の色が黒で音楽用という意味だと思いますが、どちらも「ブラックミュージック」っていうネーミングなのがまたかっこいい(笑)。
そしてどちらもいいお値段。
これを買ってもいいかな、と思えるようになったら一人前!